[5] 経産省「雇用状況に関する調査」の公表(2014/11/12)【国内税務】
減税できるかを確認しましょう。経済産業省の調査の結果、5割を超える中小企業小規模事業者は「所得拡大促進税制」を知らずに減税を受けていないとう事が分かりました。2014年度に正社員の1人当たり平均賃金を引き上げた企業は約65%にのぼりましたが、その理由は「従業員の定着・確保」が76%と最多で、「税制面や支援制度による環境の整備のため」は3%に過ぎませんでした。
しかし、中小企業小規模事業者の方は前年より雇用者数を2名かつ10%増加させる、ハローワークへの事前届出を済ます等の一定の要件を満たせば、増加1人あたり最大40万円の法人税や所得税の減税を受けられるかもしれません。対象と思われる事業者は税務署等に問合わせてみましょう。
【執筆者: 金田一希世美 税理士・CFP】
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