2015年6月8日月曜日

[61] 「新興国」が台頭【国際政経】

よく「新興国」という言葉を使いますが、特に2000年代に入ってから使われることが増えてきました。多くは、近年急速に経済力をつけてきた国々をさすことが多いのですが、こちらを簡単に解説したいと思います。

【1】BRICs
BRICsは、Brazil, Russia, India及びChinaの頭文字をとったもので、2000年代以降著しい経済発展を遂げているブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国の総称です。ゴールドマン・サックスのエコノミストであるジム・オニールによって書かれた2001.11.30の投資家向けレポート『Building Better Global Economic BRICs』で初めて用いられ、世界中に広まったものです。また、BRICsの4ヶ国に南アフリカ共和国を加え、5ヶ国を、BRICSと総称されこともあります。

【2】NEXT11
N-11は、ゴールドマン・サックス及びエコノミストのジム・オニールが研究論文において、BRICs諸国に次いで21世紀有数の経済大国に成長する高い潜在性があるとした11ヶ国の総称です。具体的にはイラン、インドネシア、エジプト、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、大韓民国であり、これは、マクロ経済の安定性、政治の成熟度、貿易及び投資政策の開放性、教育の質が基準の対象となっています。

【3】VISTA
VISTAは、Vietnam, Indonesia, South Africa, Turkey及びArgentinaの頭文字をとったもので、BRICs経済研究所のエコノミスト・門倉貴史氏が、BRICsに続くグループとして2006.11に提唱した造語です。豊富な天然資源、労働力の増加、外資の導入、政情の安定、購買力のある中産階級の台頭を勘案して、新興国からポストBRICsの候補として選出されています。

【4】CIVETS
CIVETSは、Colombia、Indonesia、Vietnam、Egypt、Turkey及びSouth Africaの頭文字をとったもので、HSBCが、BRICsに次ぐ経済発展が期待されている新興国として提唱した造語です。


日本経済も盛り上げて行きたいですね。
【執筆者:公認会計士・公認不正検査士 松澤公貴】
Webサイト/
www.jp-kmao.com

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