2016年1月11日月曜日

[120] 混沌とする世界【国際政経】

あけましておめでとうございます。新年早々株価は下落の一途を辿り、年始から5営業日連続での下落は日経平均の算出を始めた1950年以降、初めてだそうです。原因はやはり中国の株価の下落でして、今年も中国の動向に左右される1年となりそうです。

ただ、今年はそれだけでは済みそうにありません。中東ではサウジアラビアとイランが断行し、シーア派とスンニ派の全面対決の様相を呈してきました。東アジアでは北朝鮮の水爆実験が行われ、地域の緊張が高まっています。ヨーロッパでは難民の犯罪が増加し、排斥デモが頻発していますし、その影響で保守派が勢いを増しています。これらの問題にアメリカとロシアも加わって複雑に絡み合い、混沌とした世界になっていくように思えてなりません。
10年後に振り返った時に第三次世界大戦のきっかけとなったのが2016年の出来事だったというような事件が起こるかもしれません。
【執筆者:公認会計士・税理士 青木重典】

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