2014年12月22日月曜日

[15] 税理士、会計士がいない国【国際政経】

エストニアってご存知ですか。
バルト三国の1つで面積は小さいながら三国の中では財政的に優れているそうです。その理由は「eガバメント(電子政府)」で、国民DBを確立し、ICチップの入ったIDカードにより各種行政サービスは当然のこと、選挙の投票までスマホでできるとのことです。さらに、このDBは国民の銀行口座まで把握でき、税金も自動計算となることから個人だけでなく企業も納税申告する必要がないのだそうです。
そのため税理士や会計士という職業は不要となり、職業として存在しないという事態になっているようです。国の状況が変われば自分の職業もなくなってしまう可能性があることにちょっとショックを受けましたが、日本がここまでになるのは当分先の話だと思って気楽に生きていこうかと思います。
【執筆者:公認会計士・税理士 青木重典】

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