2015年12月14日月曜日

[115] 許認可とは【規制】

いまさら人に聞けないシリーズです。

許認可とは、ある一定条件を満たした場合に、行政官庁が事業を認めるもので、特に独立開業の際には、許認可が必要な業種かどうかをきちんと確認してから事業を開始することが重要です。申請手続は、主に警察署、保健所、都道府県、市町村、農業委員会、陸運局等の行政官庁が窓口となっています。
許認可には、届出、登録、許可、認可、免許があり、以下のように整理できます。
❏ 届出:所定の窓口に届出書を提出することで、事業を行えるもので、設備が基準を満たしているか否か等の確認が行われる場合もあります。
❏ 登録:行政官庁の帳簿に登録されれば、事業を行えます。
❏ 許可:申請書を提出し、行政官庁の審査を受け、一定の条件を満たしていれば、事業を行えます。
❏ 認可:申請書を提出し、行政官庁が認めれば、事業を行えます。
❏ 免許:一定の資格要件を備えた者にのみ与えられ、免許を取得することで、事業を行えます。
申請に必要な書類、手続方法、手数料、許認可がおりるまでの期間、許認可の有効期限等は、業種や地域によって異なりますので留意してください。今後、不定期で業種ごとに解説を致します。
【執筆者:公認会計士・公認不正検査士 松澤公貴】 Webサイト |
www.jp-kmao.com

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