2015年8月17日月曜日

[81] アフリカの玄関【国際政経】

2014年の世界の経済成長率1位はエチオピアだそうです。

30年前までは100万人の難民を出す最貧国のひとつでしたが、政権交代を経て2000年代には平均で10%の経済成長をし、2014年も10.34%と世界一の経済成長率を達成しました。
アフリカ連合の本部があり、首都アジスアベバからアフリカ各国への航空網があるため、アフリカの玄関と呼ばれてるそうです。キリスト教国であり、国民が比較的勤勉で賃金も東南アジアなどに比べて安いことから、最近ではH&Mなど世界的企業も進出しているようです。日本でもエチオピアの革製品は高級品として扱われているとのこと。国としてはインフラ整備などで中国から多額の支援を受けており、中国に対する好感度は高いようです。
日本企業の進出はまだまだのようですが、日本もそろそろ最後のフロンティアであるアフリカに本格的に進出すべき時期かもしれません。
【執筆者:公認会計士・税理士 青木重典】

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